主題歌「orange」を歌うことになりました。
「チェブラーシカ」は旧ソ連時代の1969年に第1作が製作されたパペット(人形)アニメ。
今回は日本人スタッフにより、27年ぶりの新作が完成しました。
日本ではロシア版が2001年に初公開され、キャラクターグッズが注目を集めていました。
カエラちゃんもキーホルダーなどを持っており、主題歌を依頼された際には「『やりたい!』と
即決しました」ということです。
タイトルの「orange」は、主人公の不思議な動物・チェブラーシカが、南の国からオレンジの
木箱に入って登場することから命名。
今作の映画を見てから、イメージを膨らませて歌詞を書きました。
「それぞれのキャラクターが、大切な友達に出会って、優しい心や温かい気持ちが生まれてい
くことを詞に込めました」と話しています。
今年8月に俳優・瑛太と入籍。
11月には待望の第1子が誕生する予定ですが、「とてもかわいらしく仕上がっている映画な
ので、小さなお子さんやお母さんや家族で見られる方も多いと思う。そこで、お子さんでも分か
りやすい言葉や、耳に残る繰り返しの音をサビに入れました」。
近い将来、親子で映画を楽しみたいと考えている様子。“ママならでは”の視点で作られた楽
曲となりました。
チェブラーシカ(Чебурашка, Cheburashka)は、ロシアの児童文学家、エドゥアルド・ウスペンスキーによるシリーズもの絵本に登場するキャラクターである。そのシリーズの本来の主人公は、友人である「ワニのゲーナ」であったが、その人気からむしろ実質的な主人公となっている。1969年よりロマン・カチャーノフ監督により人形アニメで映画化され、日本にも紹介された。また、1970年代にスウェーデンで「ドルッテン」(Drutten) の名でオリジナル・シリーズが作られ、2009年からは、日本でテレビアニメ化されている。
<カエラちゃんからのコメント>
映画を観て、『チェブラーシカ』の物語の中には、かわいらしさだけでなくて色々な
意味が入っていることに気が付きました。
主人公の謎のいきもの・チェブラーシカと登場するキャラクターがみんな独りぼっ
ちだったり、チェブラーシカがオレンジの箱に入ってやって来たり・・・。
どこか寂しげな世界観が私の中でとても引っ掛かりがあって、時間をかけて詞を
考えました。
その過程で、『チェブラーシカ』では、それぞれ独りぼっちだけれど、大切な友達に
出会って、そこから優しい心や、楽しさといった温かい気持ちが生まれていくことが
描かれています。
大切に思う友達や近くにいる人たちの言葉や仕草や一緒にいる時間によって、
自分の心が温かくなるということを詞に込めたいと思い、書き上げました。
また、この映画はとてもかわいらしく仕上がっているので、きっと小さなお子さん
やお母さんや家族で見られる方も多いんじゃないかなと思い、小さなお子さんでも
分かりやすい言葉や耳に残る繰り返しの音をサビ部分に入れられたらなということ
を意識して作詞しました。
『チェブラーシカ』には、心が温かくなる映像がいっぱい詰まっていて、
きっと観終わった後は、優しい気持ちになるはずです。
私も心を込めて『チェブラーシカ』の世界観に合うような歌を作りましたので、
ぜひ皆さんも楽しんで見て下さい。
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主題歌は、映画『チェブラーシカ』のエンディングに流れることになります!