カエラちゃん、松山千春やさだまさしのニオイがする!?

創立100周年を機に社名を10月1日付で「日本コロムビア」に戻すことを発表した音楽ソフト大手、コロムビアミュージックエンタテインメント。同時に発表した2010年3月期連結決算で3期ぶりの黒字転換を発表しましたが、所属歌手として氷川きよしとともに売り上げに貢献したのがカエラちゃん。
     デビュー10周年を迎えたカエラちゃんは、ベストアルバム『5years』が約54万枚のヒットを記録。入れ替わりの激しいJ-POPの世界で安定した人気を誇ってます。
     日本人の母とイギリス人の父を持つハーフ。「CUTiE」などファッション誌のモデルとして活躍の後、テレビ神奈川の音楽番組「saku saku」の司会者として独特のトークに注目が集まった。
     「テレビ関係者の間で『面白いことを言う子だね』と評判になった。“キャラが立った”子で音楽との相乗効果も抜群。ライブでウケる息の長い歌手になるには、ヒット曲だけでなく、いかにトークで引きつけられるかが大切。その点、カエラからは、松山千春やさだまさしのニオイがする」
     こう評するのは音楽評論家の富澤一誠氏。
     06年には再結成したサディスティック・ミカ・バンドのボーカルとしても注目を浴びました。
     「去年亡くなった加藤和彦さんは、サディスティック-をやるにあたってボーカルを厳選した。音楽センスがあって、生き方が自由奔放でポップな人、と考えていた。昔のファンも、加藤さんが認めただけはあると納得した。地力がある」(富澤氏)
     配信で流れては一発屋で消えてゆくJ-POPアーティストが多い中、どうやら鉱脈を探り当てたようです。

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